歴史

「この世界の片隅に」で考える広島への原爆投下

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日本国旗

こんにちは岩田タクです。

本日8/5は広島に原子爆弾が落とされた日です。

まずは原爆の被害に遭った全ての方々に哀悼の意を表します。



アニメ映画「この世界の片隅に」

 

皆さんは「この世界の片隅に」というアニメ映画を見たことがありますか?

 

舞台は広島県呉市。

かの戦艦大和が作られた、当時アジア最大の軍港、呉軍港のあった街です。

作中では大東亜戦争時の呉市を舞台にヒロインのすずさんの生き様が描かれています。

 

連続テレビ小説「あまちゃん」のヒロインであった「のんさん」がヒロインの声を担当し、話題になっていましたね。

(ちなみに8/5にはのんさん、片渕須直監督、真木プロデューサーが広島を訪れ、合同慰霊祭に参加したり、映画の収益の一部を寄付したりしたようです)

 

そんな「この世界の片隅に」ですが、作中で気になる描写がありました。

それは、「呉市には空襲があるけれど、広島市には空襲がない」事です。

作中でも言及されていました。

(細かい台詞までは覚えてないけれど…)

 

これについて考えてみましょう。

なぜ広島市には空襲がなかった??

 

呉市に空襲があるのは分かります。

有名な軍港がありますから、そこを攻撃しようと言うことです。

もちろん軍や主要工場のある地域を優先的に攻撃しています。

 

しかし、戦争後期には「人口の多い都市」も攻撃対象になっています。

徹底的に日本をたたいて戦意を喪失させるためだと思われます。

 

(ちなみに、いくら対戦国の戦意を喪失させるためとはいえ、一般人に対して攻撃を行うのはれっきとした戦争犯罪です。

過去の歴史とは言え、ここは押さえておきましょう)

 

でも広島市に空襲はありませんでした。

呉市ほどではないにしろ、当時の日本でも広島市は人口の多い都市でした。

 

広島市だけではありません。

京都市、長崎市、新潟市、小倉市も人口が多いにもかかわらず大規模な空襲を受けませんでした。

原爆投下候補地

 

大規模な空襲がなかった都市に広島市と長崎市があることで気がついた方もいるかと思います。

上記の5都市は原子爆弾の投下候補地になっていました。

候補地には大規模な空襲は行われませんでした。

 

なぜ候補地は空襲をしなかったのか?

 

それは「原子爆弾の威力を見るため」だと言われています。

原爆を落としたときにどのくらいの破壊力があるのかをみるため、候補地はあえて空襲しないで町並みを残していたと考えられます。

まとめ

 

今回は映画「この世界の片隅に」の一場面から歴史を見てみました。

・広島市は原爆の候補地になっていたため空襲はなかった。

・そして、不幸にも原爆を落とされてしまった。

・候補地に空襲をしなかったのは原爆の威力を見るため

 

「あやまちはくりかえしませんから」という碑が広島市にはあります。

この文章の主語は描かれていませんが、一体だれでしょうか?

広島市に碑が存在することから主語は「日本」と受け取られがちです。

私も小学生の頃はなんとなくそう思っていました。

 

でも、今回の記事の内容を知るや、主語は「日本」ではないと私は考えます。

皆さんはいかがでしょうか?

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