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日本のヤクザが小指を詰めるワケ 実は居合とも関係がありました

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ヤクザ

こんにちは岩田タクです。

今日はちょっと不穏な話題。

日本のヤクザが小指を詰めるワケ。



この前居合を始めたことを書きました。

こちら→「このたび古流居合を始めたので初稽古の感想なんかを書いてみる」

 

毎週稽古に通っているのですが、その中で師範から興味深い話を聞きました。

居合の師範が語る「ヤクザが小指を詰める理由」です。

 

ヤクザが小指を詰めるのは・・・

 

ズバリ、武器を持つ際に小指が重要な働きをするからです。

 

ヤクザの起源は平安時代の「侠客」と言われています。

決まった職に就かずに賭け事や暴力に溺れる人達のことを指しました。

いわゆる不良のことです。

 

なので、ここでいう武器とは重火器ではなく、古武器。

刀や短刀、槍などと思ってください。

それらの古武器を操る際に小指が重要であり、落とし前をつけるときにはその小指を切り落とし、自らの戦闘力を下げたのです。

その名残が現代まで続いているようです。

武器を持つ際の小指の働き

 

では小指がどのように重要なのか?

居合の師範の話はここからが本題でした。

ここから先は主に刀を握る際の話になります。

 

刀は小指から順に力を抜いて持つ

 

基本的な刀の持ち方は小指に力を入れ、順に力を抜いていき、人差し指と親指は添える程度。

刀は1kg程の重さがあります。

さらに綺麗に刃筋を通さなければ斬れません。

 

全て手の指に力を入れて握ると一見強く握れるような気がします。

しかし、逆に力が入りすぎて、刃筋がぶれてしまいます。

さらに、斬るときに親指の力で押し込もうとするために肩に力が入り、刀自体の重みや全体の勢いを殺してしまいます。

やってみると分かりますが、全ての指に思い切り力を入れると肩まで力が入って固まってしまいます。

 

でも、小指にのみ力を入れると肘や肩が自由に動きます。

肘や肩の自由が効くことで刃筋を通したり、勢いを生かしたり、刀自体の重みをも使うことができ、物を斬ることができます。

武道に隠された骨格の動き

 

小指を締める、といっても簡単そうに聞こえますが、実際にやってみると結構疲れる。

居合の師範によれば、昔の日本人にとっては普通の体の使い方だったそうです。

 

小指だけではありません。

肩や腰、股関節など、現代人の体の使い方は昔とはかなり違ってきているそうです。

明治以降西洋式の体の運用が一般的になってきたことが原因だそうです。

 

現代人の我々は小学校の時から西洋式の走り方、歩き方を学び、生活の中にもすっかり「和式」がなくなりつつあります。

それは日本人の骨格に合った生活なのでしょうか?

 

どうやら武道の中には現在では見られない、日本人の骨格に合った動きや体の運用が隠されているようです。

今後私もそれを体得できるように頑張りたいと思います。

 

ヤクザの小指の話から武道の話になりました。

こういうのが分かって来ると、おもしろいですね!

 

参考:http://www.butaco-try.xyz/noralog151112-komedawara-567

 

 

 

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