日本の文化 歴史

神武天皇以前の歴史【飛騨口伝出雲国譲り】

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出雲の国譲り""

こんにちは岩田タクです。

前回からの続きで「古事記とはちがった」古代史の話です(→前回の記事)。

あくまで「こう考えてみたらどうか?」の精神でお読みください。

真実は一つではないという歴史の奥深さを感じていただけたら幸いです。



出雲大社とは?

出雲大社には以下のような不思議な点があります。

・あれだけ立派なのに出雲国の一宮(地域で一番社格の高い神社)ではない。

・西向(冥界の方角)きに建てられている。

 

古事記の中では国譲りをした偉業をたたえて神々が創ったことになっているはずの出雲大社。あれだけ大きくて立派なのに一宮ではない。

しかも縁起の悪い建て方をしている。

これはいったいどういうことでしょうか。

飛騨の口碑では次のように伝えられています。

 

 

 

 

「口碑」の「出雲の国譲り」

飛騨の口碑の「国譲り」の部分はもちろんその前後の話を理解しなければ詳しくは理解できません。

しかし、この記事では「古事記に書いてあることが他の言い伝えでは別の意味をなしている」ことを特にお伝えしたいので、あえて詳しくは書きません。

(詳しく書くと神々がたくさん登場して神話に慣れていない人は1行で読む気をなくします)

 

参考:http://roots-hida.info/country-surrender/

 

飛騨の口碑をご紹介

 

出雲国は「オオクニヌシ」が統治していました。

しかし「オオクニヌシ」は手癖が悪く、奥さんをとっかえひっかえ。

 

「アマテラス」の長女の「タギリヒメ」とのあいだに子をもうけ、その子が出雲の跡継ぎになる予定でした。

が、「オオクニヌシ」は浮気をして他の女と結婚してしまいます。

 

そのことを聞きつけた「アマテラス」は出雲に偵察を出しました。

偵察は何人か返り討ちに遭いましたが、それでも事の真相が分かりました。

さて、「オオクニヌシ」が自分の娘を捨てて浮気をしていると知った「アマテラス」激おこです。

 

そこで「タケミカヅチ」を使い(という名の討伐)に出します。

「タケミカヅチ」は出雲の軍隊を破りました。

もう「オオクニヌシ」にとっては降参するしかありません。

 

そもそも「オオクニヌシ」は「スサノオ」の息子。

「スサノオ」と「アマテラス」は兄弟。

つまり「アマテラス」と「オオクニヌシ」は従兄弟の関係にありました。

 

さらに飛騨の口碑では出雲地方は元々飛騨の一部でそこを従兄弟の「オオクニヌシ」が治めていた。

「オオクニヌシ」は「アマテラス」に出雲国をお返しする形になりました。

 

その後「オオクニヌシ」は出雲大社に幽閉されたのです。

出雲大社が高いのは幽閉された「オオクニヌシ」を逃がさないため。

縁起の良い建物ではないし、もちろん一宮でもありません。

 

飛騨の口碑で「国譲り」はこのようになっています。

 

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まとめ

さて、いかがでしたか?

「出雲の国譲り」は古事記では争うことなく国を譲った美しい物語として書かれていますが、一方飛騨の言い伝えではオオクニヌシを幽閉するお話になっています。

そして実際の出雲大社も一宮ではないし、幽閉者が逃げられないようにあんなに高く作ったのならば納得できないこともありません。

 

もちろんどっちが正しくて、どっちが間違っている、ということを言いたいのではありません。

日本の神話として広く知られる古事記ですが、その物語はいろいろな解釈ができるし、同じ物語でも全く違う言い伝えが残っていたりします。

 

おもしろいじゃないですか。

 

世の中によく知られていて、「一般的」である物もそれを疑うことによってどんでん返しの可能性を見つけることができる。

この発想の転換というか、真実は一つではない面白さを今回は伝えたかったです。

 

それに古代はロマンです!

調べるほどにおもしろい。そして奥深い。

私もまだ足を踏み入れたばかりですが、ちょっとでも興味を持ったそこのあなた。

あなたもその一歩を踏み入れてみませぬか?

時間がなくなります。。。

 

参考:http://roots-hida.info/country-surrender/


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