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【考察】農業と日本の未来~AIやBIが出てきた世の中での農業~

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野菜

こんにちは岩田タクです。

連日の食料安全保障に関連した農業の記事も一応今回で最後となります。



最後のテーマは「農業の未来」!

とくに最近話題に上るAI(人工知能)とBI(ベーシックインカム)が農業にどのような影響を与えるかについて考察してみたいと思います。

関連記事→「これからの農家の形態~小さく販売力のある農家~」

「真の食料安全保障を踏まえた農業」

「日本の食糧自給率と意外な落とし穴」

「食料安全保障という概念」

・AI(人工知能)と農業

 

最近のAI技術の発展はめまぐるしく、どんどん新しい物ができています。

Googleの開発したアルファ碁というAIが囲碁の世界チャンピオンに圧勝したのが2016年のこと。

 

2020年前後には様々な産業にAIが導入され、新たな産業革命が起きるのではないかという声もあります。

農業分野においても当然ながら、AIが浸透してくると思われます。

AIとロボットの融合により人の手で行っていた作業を肩代わりし、生産性の向上につながるのではないでしょうか?

 

例えば、自動運転のトラクター。

GPSと連動した自動操縦のトラクターはすでにアメリカ等の超大規模農業に導入されています。

GPSトラクター GPSトラクター

 

日本の農地は狭くて複雑なため、今まで殆ど導入はされていませんでした(もちろん値段が高いということもあります)。

技術の向上により日本でもやっと出てきたみたいです。

(参考:https://www.kbt-press.com/news/autonomous-farm-machinery)

 

自動運転のトラクター(もしくは田植機や稲刈り機)が導入されればグンと作業が楽になります。

AI技術により農業の機械化が進む

       ↓

生産性の向上。または高齢化への対応

       ↓

農業人口の増加。自給率の増加

 

こんな感じになると良いなと思います。

これは決して空想ではなく、近い将来実現可能な展望であると自負します。

 

もちろんAIも万能ではありません。

最近は「AIによって仕事が奪われる」なんてことが騒がれていますが、AIにも向き不向きがあります。

AIの得意な作業は代替えされるかもしれませんが、AIが苦手な分野は人が行わなければなりません。

関連記事→「AIとBIはいかに人間を変えるのか」

「AIが進出した社会でも必要とされる人間」

 

AIが苦手な要素として、

(以下引用)

・身体性ベースのマルチタスク要素

直感/直観の要素

・クリエイティブ要素

(引用終わり)

と言われています。

これって農業に当てはまりませんか?

 

農業は体を使って作業するのはもちろん、作物によって作業が変わるだけでなく、天候を読み、畝間を計算し、収量、収入を計算し、害虫に対処します。

これらの作業を総合的に管理しなければなりません。

まさに「身体性ベースのマルチタスク」です。

 

また、自然が相手なのでどうしても不確定要素が出てきます。

過去のデータにない突発的な事柄に対しては「直感/直観」で対処するしかありません。

さらに、こだわりを持ってブランディングを行うならば「クリエイティブ要素」は必要不可欠です。

 

このように農業はAIで代替できない要素を多く含んでいます。

AIに取って代わることができない仕事ではないでしょうか。

・BI(ベーシックインカム)と農業

 

BIについては世界的に見ても導入された国もなければ、導入が前向きに検討されている国もありません(2018、5月現在)。

しかし、まったくないがしろにされているわけでもなく、世間的には関心が高まってきているところです。

そこでBIが農業に対してどのように影響するかを考察してみたいと思います。

 

BIの魅力はなんと言っても生活するだけの最低限のお金が配られると言うことです。

「生活するだけの最低限の賃金」がいくらなのかは諸説あります。

 

最低限の生活を保障することで人々は「食うために働く」ことから解放されます。

多少「ブラック」な仕事でも生きていくために仕方なく働いていた人も多いでしょう。

BIが始まればそんな必要ななくなります。

 

しかし、食料自体はどんな世の中でも必要になってきます。

お金があっても生産者がいなくては食べていけません。

 

BIが導入されても依然として農業の必要性は変わりません。

それに、「お金により生活が保障されても食料を作ってくれる人がいなければ結局食ってはいけない」ことに気がつく人が増えてむしろ農業の評価が上がるかもしれません。

 

若者の参入について考えれば、BIにより失敗したときのリスクが殆どなくなるため、農業への参入へのハードルは今より遙かに下がると思います。

「農業は儲からない」と非難されていますが、BIが始まればそもそも頑張ってもうける必要もなくなります。

むしろ「食を創る」尊さがフューチャーされ、人気の職業になるのではないでしょうか?

 

まとめ

 

以上、AI、BIと農業の関わりについて考察してみました。

私はAI、BIについては調べたばかりですが、素人なりに調べ、考えれば考えるほどAIとBIが導入された未来には農業がマッチする物だと思いました。

人口が減って土地も余ってくるでしょうしね。

 

いずれにせよとんでもない早さで時代が変わっている現在、今までの価値観ばかりに頼っていてはいけないです。

食料安全保障や農業につて考えを改め、行動に移るには実は良いタイミングなのではないかと思います。

 

関連記事→「これからの農家の形態~小さく販売力のある農家~」

「真の食料安全保障を踏まえた農業」

「日本の食糧自給率と意外な落とし穴」

「食料安全保障という概念」

 

参考:AIとBIはいかに人間を変えるのか 波頭亮

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