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【書評】最強兵器としての地政学(藤井厳喜)地政学を学ぶには最適の入門書!!

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最強兵器としての地政学""

こんにちは岩田タクです。

今回の書評記事では前回までの「地政学的視点」を書くにあたって参考にしたこの本を紹介したいと思います。

地政学の入門書としてわかりやすい内容になっています。



ポイント1:地政学の入門書

 

『最強兵器としての地政学』なんて少々物々しいタイトルですが、内容としては至極わかりやすく書いてあります。

この本の第1章には「視点の転換」として、地図の読み方が書いてあります。

「地政学的視点 2、世界地図をひっくり返す」にも書いたように地図は視点を変えるだけで様々なものが見えてきます。

地政学においてもそれは重要なことです。

 

この本ではいきなり専門用語が出て来ません。

私たちが今までなんとなく見ていた世界地図。

その視点を変えることから教えてくれます。

そしてそれはすぐに実行でき、また、とても効果的なことです。

第1章を読むだけでもためになると思います。

 

2章には「地政学的視点 3、ランドパワーとシーパワー」に書いた重要概念が登場します。

ブログ記事では触れませんでしたが、「ランドパワー」、「シーパワー」の他にも「ハートランド」、「リムランド」、「マージナルシー」という概念が登場します。

これらを知ることでより深く世界を見ることができます。

ポイント2:ビジネスマンにもオススメ

 

私は地政学とは一部の歴史好きの人や、政治に興味のある人のための学問だと思っていました。

しかし、この本によると「世界ビジネスは地政学抜きに展開できない」(本誌より引用)そうです。

地政学は地理、歴史、政治、軍事、哲学などが一つになったような学問です。

世界を「読む」ための学問です。

これがビジネスに応用できないはずはありません。

 

アマゾンなどの流通産業はもちろん、石油産業、自動車産業、IT産業も地政学を利用して世界に展開しています。

私たち日本人は世界的な視点に乏しいと思います。

 

憲法改正や皇室の重要性、愛国心について考えるとき、国内事情ばかりに気が向いて、「海外ではどうなのか」という視点がおざなりになる傾向が強いと思います。

 

国内事情だけにとらわれることなく世界を大きく見回すことが、当然ビジネスにおいても大切であり、それを可能にするためのツールの一つが「地政学」ではないでしょうか。

 

回りくどい書き方をしましたね。

「地政学を用いることでより深く世界を見ることができ、それはビジネスに応用可能」ということです。

ポイント3:世界の歴史は地政学的見地から説明できる

 

この本では実際に起きた歴史的な出来事を地政学の概念を用いて説明しています。

例えば、どうして大東亜戦争が起きたのか?

なぜ日本は負けたのか?

そのようなことが歴史の分野とは別な視点から語られています。

(ほかにも、アメリカの世界戦略、中国の野望、中近東とイスラム社会なども書いています)

 

「歴史」を調べるだけではなかなか得られない解説がこの本には載っています。

このことも皆さんの視点を増やすことに役立つのではないかと思います。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

ほんの216pですが、実際に読んでみるとその内容の濃さもあり、ボリューム満点です。

地政学という新たな視点を手に入れてこれからの波乱の世の中を生き抜いていきましょう。

 

 

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