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地政学的視点 2、世界地図をひっくり返す

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地政学""

2、世界地図をひっくり返す

こんにちは岩田タクです。

前回に続いての「地政学的視点」。

今回のテーマは「世界地図をひっくり返す」です。



国の大きさ

 

皆さんが普通目にするのはこの地図だと思います。

地政学と世界地図""

これはメルカトル法という手法で書かれた地図です。

メルカトル法とは球体を平面にする技法のことです。

球体を平面にするため尺度に齟齬が生じてしまいます。

赤道付近に対して、南極、北極の両端に行くに連れて尺度が大きくなってしまいます。

 

具体的にいうと、グリーンランドで本来の尺度の17になっています。

よって、メルカトル法で書かれた地図では正確な国の大きさはわかりません。

それを知らずに見ると、「ああ、ロシアって大きいんだな」とか、「日本って小さいな」とか思ってしまうのです。

とんでもありません。

日本はイギリスよりもデカいのです。

世界地図と日本""

出典:httpnetgeek.bizarchives50672

国の位置

 

普段目にするメルカトル法の地図では正確な国の大きさはわからないです。

では、位置はどうでしょうか?

普段見ている地図では日本が中心に来ています。

これは日本の地図だからそうなっています。

アメリカの地図ならアメリカが、ヨーロッパの地図ならヨーロッパが中心に来ます。

 

中心になる国を変えるだけでも見た目は大きく変わります。

と共に、私たちが無意識に感じていた印象が変わります。

例えば、いつも見る地図では右端にアメリカ大陸、左端にアフリカ大陸があり、大西洋の大きさがいまいちよくわかりません。

実は大西洋ってこんな感じなんです。

世界地図と日本""

出典:httpnetgeek.bizarchives50672

 

確かに大きくはありますが、なんか思ってたのと違くないですか?

アメリカとアフリカってこんなに近いんです。

ヨーロッパも然り。

 

さらにこの図を見てください。

北半球から見た世界地図""

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%8D%8A%E7%90%83

これは北極から見た北半球の地図です。

こうして見るとアメリカとロシアはすぐ隣り合わせだということがわかります。

このように私たちが普段見ているのはほんの一方向からの景色に過ぎないのです。

まとめ

 

今回は地図の見方について書きました。

これが地政学とどんな関係があるのか?

ここで伝えたかったのは「常識を疑う」ということです。

 

普段何気なく見ている景色は実はある一方的な風景に過ぎない。

見方を変えると全く別のものが見えてくる。

このことを伝えたかったのです。

 

そしてこれは地政学を学ぶ上でポイントになる考え方です。

自分の中の常識をあえて崩すことで新しいものが見えてくる。

違う発想が湧いてくる。

その考え方が地政学では大切になってきます。

 

さて、次回はシーパワーとランドパワーについて書きます。

これを知れば一気に世界が分かりやすくなりますよ。

「地政学的視点3」へ

参考:最強兵器としての地政学(藤井厳喜)

 

 

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