古典ノススメ 書評

古典ノススメ「外科室」泉鏡花 初めて鏡花を読む人にはおすすめです

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泉鏡花の外科室""

古典ノススメ「外科室」泉鏡花

こんにちは。岩田タクです。今回も「古典ノススメ」シリーズです。

紹介するのは泉鏡花の「外科室」。ほんの20ページの短編ですので、このお正月にぜひ。



ポイント1:泉鏡花の本の中ではわりかし読みやすい

 

さて、「古典ノススメ」で紹介する本は読みにくいのが特徴でした。

しかし、これは(若干)違います。

わりと読みやすい!!

 

ポイント2:短い!!

 

しかも前に書いたとおりたったの20ページ。

とっつきやすい作品です。

 

実は私はこの作品から泉鏡花が好きになりました。

なので、泉鏡花を読みたいけれど何から読めばいいのかわからない、という方にはおすすめです。

ちなみに私が持っている本は岩波文庫の短編集。

 

「外科室・海城発電 他五篇」

泉鏡花の外科室""

 

「外科室」の他にもいくつかの短編が収録されています。

短編なので気軽に読めますし、「外科室」以外にも素敵な作品が詰まっています。

読んでいく中でお気に入りの作品が見つかるといいですね。

ちなみにこの本の中での私のお気に入りは「義血侠血」です。

 

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ポイント3:ほろ苦いラブストーリー

 

そして内容がなんとも切なくて。

それに加えて泉鏡花の綺麗な文体がもう素晴らしい。

私も下手な小説を書いていますが、たった20ページの分量でここまで魅せるのか、って感じです。

 

ちょっと注意が必要なのは、これを現代のラブストーリーとして読んではいけないということ。

「外科室」が発表されたのは明治28年。

明治ですよ、明治。

その時代の恋物語ということです。

しかし、あえて昔の恋物語を読むのも面白い。

時代背景や、価値観が全く違います。

現代には無い切ない感覚や、必ずしもハッピーエンドにはならない後ろ髪を引かれる幕引き。

文豪と言われる作家の力を感じます。

もし、現代のラブストーリーに飽きた方がいらっしゃれば、この「外科室」のような古典の恋物語を読むことをおすすめします。

 

まとめ

 

というわけで今回は「外科室」の紹介でした。

泉鏡花の中ではホントに読みやすく、ページも少なくてとっつきやすいです。

興味を持っていただけたなら幸いです。

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