国防

予備役の重要性について考える2 徴兵制との違い。軍事的に日本は遅れている??

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自衛隊と徴兵制""

こんにちは岩田タクです。

前回に続き今回も予備役の重要性について書いていきたいと思います。



「予備役」と「徴兵制」

 

さて、この二つは一体何が違うのでしょう?

「予備役」とはみなさん知っての通り軍隊の予備の兵士のことです。

普段は社会で働いていて、有事の際に召集されて軍人になります。

「徴兵制」とはこの予備役になる人を強制的に集める制度です。

 

「徴兵制」は合理的か?

 

今まで予備役は国防軍事上コスパがいいと書きました。

ならばその予備役を強制的に集める徴兵制は国防の上で非常に合理的なのでは?

と思いましたが、そうではありませんでした。

 

国通しの総力戦が主だった第二次世界大戦までは兵士の数を確保するために徴兵制は効果がありました。

しかし、転換期がありました。

ベトナム戦争です。

 

ベトナム戦争においてアメリカ軍の徴兵によって集められた兵士たちはベトナム軍の罠に恐れをなして使い物にならなかったといいます。

志願した軍人との差が出てきたわけです。

また、戦争の形態も変わってきました。

 

兵士の数に物を言わせる戦い方から、性能のいい近代兵器によって大きな破壊を行うやりかたです。

進化した近代兵器を使えば少人数で大きな戦力を確保できます。

ベトナム戦争での教訓も踏まえアメリカをはじめとする先進国では徴兵制を廃止しました。

 

現在徴兵制を行っているのは韓国や北朝鮮、ロシア、アフリカのいくつかの国などです。

世界的に見れば徴兵制はなくなる流れになっています。

下の表に主要国の兵士の数と人口に占める割合をまとめました(岩田タク調べ、)。

世界の軍事比率""

 

表の解説

 

まず上の表を見ていきましょう。

割合(軍人+予備役)でみるとやはり北朝鮮が目立ちます。

国民の5人に1人が軍関係者ということになります。

これは徴兵制を行っているからです。

 

逆に言えば北朝鮮の場合兵器の質が低いため、徴兵制で兵士を確保しなければ自分の国を守れないということでしょうか。

もちろん金一族体制を維持するためでもあります。

 

韓国も徴兵制を行っているため割合(軍人+予備役)が高いです。

 

中国は割合(軍人+予備役)は低いのですが、(軍人+予備役)の数は北朝鮮に次いで多いです。

そもそもの人口が桁違いなので割合は低くなっているんですね。

 

予備役と軍人の割合で見るとドイツ、フランス、中国は数字が同じくらいですね。

予備役と正規軍人が同じような数ということです。

 

アメリカも似たようなものです。

 

ロシア、イギリスについては予備役の方が数が多いです。

 

では日本はどうでしょう?(日本の場合は軍人=自衛隊員)

 

割合(軍人+予備役)は表の中では一番低いです。

また、(軍人+予備役)の数も一番低いです。

 

実は日本の国土ってイギリスよりも大きいんですよ?

あと、海岸線の長さも実はアメリカと同じくらいあるんですよ。

あと、島の数も6847もあるんです。

 

日本の地政学的立場についてのシリーズ→「地政学って何」

 

自衛隊や予備自衛官の数、ちょっと少なくないですか?

というわけで、次回は現在日本の国防のあり方について、自衛隊の人数や、国内での理解を絡めて書いていきたいと思います。

 

次回もよろしくお願いします。

「予備役の重要性3」

 

 

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