天皇陛下について 書評

【書評】『日本人の原点がわかる「国体」の授業』著:竹田恒泰

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【書評】『日本人の原点がわかる「国体」の授業』

こんにちは岩田タクです。

今回は書評記事を書いてみたいと思います。

今日紹介するのはこの本。『日本人の原点がわかる「国体」の授業』 著:竹田恒泰 です。

このブログの記事「日本国において天皇はどのような存在か?」を書くにあたって参考にした本です。



著者の竹田恒泰さんについては、最近テレビ番組でも見る機会が多いかと思います。

実はこの人明治天皇の玄孫(やしゃご:孫の孫)なんです!

皇族の遠い親戚なんですね。

もちろん天皇についても大変詳しいです。

 

それだけでなく古事記や歴史、文化についても幅広い知識を持っています。

そんな著者が書いたこの本には主に天皇の事や古事記についてわかりやすく書いてあります。

 

ポイント①:「国体」とはなにか?

 

国民体育大会ではもちろんありません。

私もこの本を読むまではこの「国体」という言葉についてピンときませんでした。

 

ただなんとなく、日本の文化、歴史を総合的に表した言葉かなと思っていました。

しかし、「国体」とはそんな曖昧なものではありませんでした。

 

本書冒頭(本書より引用)

 

「国体」を考えることは、「日本人が最後に守らなくてはいけないものは何か」の問いに答えることです。

(引用終わり)

とあります。

思っ以上に壮大なことが書いていります。

 

読みすすめていくにつれて「国体」が日本の根本に根ざしたとても大切なもの、失ってはいけないものだということがわかりました。

現代社会においてほとんど聞かなくなった「国体」という言葉。

その本当の意味とは一体何なのか?

作者の熱い思いが書いてあります。

 

 

 

 

ポイント②:古事記について

 

私のブログの「日本国において天皇はどのような存在か? ④「しらす」と「うしはく」ってどんな意味?」「⑨古事記:「民のかまど」のお話」でもこの本を参考にさせていただきました。

 

過去の記事にも書いてあるとおり日本人が知っておくべき古事記のことがこの本には書いてあります。

いままで古事記を読んだことがないという方で、

「いきなり古事記を読むのはハードルが高い。なんか良い導入書はないの?」

と思っているあなた。

この本を読んでみてはいかがでしょうか?

古事記の内容だけでなく、著者が考える日本の歴史と古事記との意外な関連についても書かれています。

 

著者は本の中で

“世界人類の軌跡―古事記にノーベル賞を”      (本書より引用)

とまで言っています。その真意やいかに??  

 

 

 

ポイント③:天皇について詳しく書いてある

 

ご自身が明治天皇の玄孫でありその知識は深く、とても説得力があります。

私も「⑪天皇は民と共にある~明治天皇の決意~」「⑫マッカーサー奇跡の皇帝を見るの記事で参考にさせていただきました。

「ちょっと天皇のことについて調べてみたいけど、なんかほかの本は小難しそうだな」

なんて思っているあなた。

この本ならそこまで詳しくはなくとも、天皇についてポイントをおさえて書いてあり、かつ、気軽に読むことができますよ。

 

最後に私がこの本で一番印象に残った部分を紹介したいと思います。

(以下本書より引用)

“「和」と「同」の違い

「和」とは「自己の主体性を保ちながら他者と協調すること」です。

「同」とは「自己の主体性を失い、他者と協調すること」です。”

(引用終わり)

これを読んだとき私はハッとしました。

これまで生活する中で人と和することを考えると少なからず自分をおさえなければなりませんでした。

 

しかし、そうではなかったのです。

自分の主体性を持ちながらも人と和することは可能だったのです。

少しだけ心が軽くなった気がしました。

 

 

まとめ

 

「国体」という日本の根本に切り込んだこの本。

あなたが日本人であり、この国で生きていくのであれば何かしら得るものがあると思います。

この記事を読んで興味を持たれた方はよろしければお手にとってみてはいかが?

 

 

 

 

 

 

 

 

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