天皇陛下について

日本国において天皇陛下とはどのようなご存在か ⑥男系継承を守る意味とは?

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⑥男系継承を守る意味とは?

男系継承""

 

天皇はこれまで男系継承で125代続いた世界で最も古い皇帝である、と書きました。

でも、現代の人から見れば“これってすごいことなの?”という疑問が出てくると思います。





現代の日本において血筋の問題はさほど重大な問題として認識されていません。

血筋が関係しているのはせいぜい競馬の馬くらいです。

ですから天皇が同じ血統で代々続いていると言ってもなかなかピンときませんね。

 

今回はそのあたりを掘り下げたいと思います。

 

 

 

海外からの評価

 

同じ血統が続いていていいことといえば、海外からの評価が高いことが挙げられます。

特にヨーロッパなんかはフランス革命が起きるまでは王様が国を支配していました。

その後民衆の革命によって絶対君主制は滅んでしまいますが、その傍らで日本は淡々と天皇の血筋を維持してきました。

ヨーロッパ、または現在も王政を敷いている国の人たちは血統を維持することの難しさを知っています。

 

だから同じ血統が125代も続いている日本は雲の上の存在なのです。

そしてその評価は外交の場で主に発揮されます。

(このことについては③天皇陛下のお仕事~最強の外交官~でも書きましたね)

 

 

血統や歴史の重さを知る世界の多くの国の人々から見れば日本の評価は高く、それは外交やコミュニケーションに役に立つのです。  

世界で唯一王朝を交代したことのない日本人だけが、それを普通のことだと思い込み、ありがたみを感じにくいというだけなのです。

 

歴史や血統の重要性については我々日本人の常識をこそ疑うべきですね。

それに、同じ国が世界一長く続いているという実績は何者にも変えられないのではないでしょうか。

 

世界的に前例のないことです。

 

前例のない王様

 

やはりそれは天皇陛下という存在が世界の王様の中でも異質な存在だからではないかと思います。

歴史上の王様の多くは自分がいい暮らしをするために民から搾取をしていました。

 

だから怒った民が革命を起こしたのです。

 

対して天皇陛下は代々民のために祈ってきました。

日本国の国家元首でありながら自分がいい暮らしをするために民から搾取するどころか、民のために身を捧げて祈ってらっしゃいます。

それが天皇なのです(このことについては『⑨古事記:「民のかまど」の話』で」詳しく書きます)。

 

そんなお方に対して民が怒るはずありません。

 

だから日本では革命は起きていないし、同一の国がこれだけ長く続いているのです。

 

 

加えて、男系継承が国を継続するうえでなにかしら適しているということの証明だと私は思います。

大統領制のように民衆が代表を選ぶ制度よりもこちらのほうが案外いいのでは?と思うこともあります。

 

少なくとも今まで2000年以上続いたことの良否を現代の国民がするのはすこしおこがましいことではないでしょうか?

日本の強みは伝統があることです。

歴史が長いことです。

 

天皇や古くからの思想、文化という国の根幹(これを“国体”といいます)は変えず、枝葉の部分を時代に合わせて変える。

だから過去の動乱や明治維新や世界大戦を経てなお国が残っている。

これが時代を生き抜く知恵なのではないでしょうか?

 

「⑦女性宮家という嘘」へ

 

 

 

 

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