天皇陛下について

日本国において天皇陛下とはどのようなご存在か?④「しらす」と「うしはく」ってどんな意味?

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古事記""

④「しらす」と「うしはく」ってどんな意味?

皆さんは「しらす」や「うしはく」という言葉を聞いたことがありますか?

さて、これらの言葉はどんな意味なのでしょうか?

「白洲」でも、魚の「しらす」でもありません。「牛博」?牛の博覧会でしょうか?。

実はこれらは古事記に出てくる言葉です。

 


「しらす」は「治らす」又は「知らす」で、意味としては「天皇陛下が広く国を治められて国がまとまる」といった意味です。

また、「うしはく」は「政治的に国を治める」という意味です。

 

現代で言えば、国をしらすのは天皇陛下で、国をうしはくのは総理大臣ですね。

「国を治める」というニュアンスが古事記の時代から二種類あって、天皇陛下が治めることと、政治家(時代によっては豪族や幕府等)が治めることを区別していたのです。

 

これが英語ではgovern(統治する、支配する)やrule(独裁者などが国を支配する)となり、日本語の「しらす」のニュアンスとはだいぶ異なります。 

上下関係のトップダウンで国が統治されるのではなく、天皇陛下がいることで自然と国民がまとまる。

れが「しらす」です。

 

天皇陛下のいない海外にはこのニュアンスがありません。

 

 

外国: 国を統治する=力による支配 or 政治的に治める

 

この言葉を紹介したのは日本には“政治、または力による支配、統治”とは違った“天皇陛下が君臨することで自然と国が治まる”という概念が古くから存在することを知って欲しかったからです。

 

ヨーロッパでは1830年にフランス革命が起きるまでは絶対君主制により権力を持った王様民を搾取してきました。

中国も同じです。

中国4000年とよく言いますが、それは中国大陸が4000年存在したというだけで、国としては新しい王朝が起こっては滅びの繰り返しでした。

現在の中華人民共和国ができたのは1949年です。

 

 

それに対して日本は書物も残っていない紀元前から天皇陛下が国民のことを考えながら国を治めていました。

国内最古の書物である古事記が編纂された8世紀始めにはきちんと天皇と為政者との統治の違いが書かれています。

 

そして天皇陛下の治める世の中が2000年以上も続いているのです。

 

 

 

少しとりとめのない話になってしまいましたが、古事記に書いてある「しらす」という言葉から天皇陛下と為政者との国を治めるというニュアンスの違いを説明しました。

天皇陛下が国を“しらして”いたから“うしはく”側の幕府や総理大臣がいくら変わろうが、この国は存在し続けることができたのだと思います。

 

 

そして、できれば古事記を読んで欲しい。

原文で読むのは心が折れるので私が読んだ本を参考までに紹介しておきます。

 

 

古事記には今回紹介した「しらす」と「うしはく」以外にも様々な発見があります

歴史教育の歪んだ現在だからこそ、多少読解に苦労してでも読んで欲しい古の書があります。

 

「⑤女性天皇?女系天皇?」へ

 

参考:「現代語古事記」 竹田恒泰

   「古事記完全講義」 竹田恒泰

 

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